ドリルは漢のロマンだ




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ピヨン編


愛すべき雪だるま、ピヨンの伝説。一応FTE版のピヨンをイメージしている。



その1 ピヨン起床編


「ピヨン様! ピヨン様! 朝ですよぉ!」
「zzz」
「起きてくださ〜い!(持っていた氷柱で殴打)(ドガァ!)」
「ピ! ピヨー!」
「あ、起きました? 朝ご飯ですよぉ」
「ピヨー」
「はい、あーんして」
「ピヨー」
「あーん、ですよぉ。(上あごと下あごを掴んで、無理矢理こじ開ける)」
「ヒヨヒヨー」
「今日の朝ご飯はできたての氷柱ですよぉ。(ねじ込む)」
「ヒュゴゴー!」
「はい、もぐもぐしましょうね〜。(頭部と下あごを掴んで、激しくシェイク)」
「ヒュゴ、ヒュゴゴー!」
「そしたら、ごっくんですよ〜(鼻と口を押さえて飲み込ませる)」
「ンガココ・・」
「もう、ピヨン様ったら、このウーユが居なければ、朝起きることも、
 朝ご飯食べることも出来ないんですね。
 うふふ、でもそこが可愛いところですわぁ。
 でもね、少しは感謝の気持ちを見せて欲しいんです〜」
「ピヨン」
「知ってます? シャルピ丘陵という所には一角獣という白い馬が住んでるんですよ。
 それでね、その馬には綺麗な角があるそうです。
 ウーユ、その角でアクセサリーが作りたいんです〜」
「ピヨン」
「ええ、ピヨン様、何処に行かれるんですか?(後ろからズリズリ押す)」
「ピ、ピヨ?」
「ああ、そちらはシャルピ丘陵! (ズリズリ)
 このウーユのためにシャルピ丘陵に行ってくださるんですね!(ズリズリ)」
「ピヨー!」
「ああ、素晴らしいですわ。ありがとうございます、ピヨン様ぁ!(ズリズリ)
 ほら、アイスマンにフリーズガール達、ピヨン様のご出陣よ!」

「雪原の民や悪魔達が邪魔をしてきたけど、さすがはピヨン様、あっという間に追い払って
 しまいましたね」
「ピヨン」
「もう、人の恋路を邪魔する奴は氷漬けでお仕置きですわ、ねぇ、ピヨン様?」

注:カルラ、ルーゼルはウーユの氷結地獄で死亡。

「ピヨン」
「でね、一角獣の角で櫛やイヤリングを作ったんですよ、似合いますか?」
「ピヨン」
「やだ、そんなに見つめないでください。ウーユ、恥ずかしいですわ。
 『ピヨン様に頂いた』この櫛とイヤリング、一生の宝にしますわね」

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その2 ピヨン温泉編


「知ってますか、ピヨン様。ルグザム火山に『おんせん』というものがあるそうですよ」
「ピヨン」
「なんでも熱いお湯がわき出してるそうです」
「ピ、ピヨ・・」
「大丈夫ですよぉ。そんなお湯ぐらいでは溶けないですよ、私たち。
 ・・ああ! ピヨン様、ルグザム火山に行ってくださるんですか?(首に縄をかける)
 『私』のために危険を冒してくださるんですね!(引っ張る)」
「ぴ、ピゴ・・!」
「(ずりずり)ウーユ、感動ですわ! あそこには私たちの天敵の火竜が住むそうですけど、
 ピヨン様がその気になれば、もう怖いものなんてありませんもの!(ずりずり)」

ルグザム火山において、アルテナ軍壊滅。ピヨン、半分溶ける。

「ふぅ〜いい気持ちですわ。これが『おんせん』というものですのね」
「ぴ・・(ガタガタ)」
「あら、ピヨン様。遠慮なさらなくていいんですよ。ここは『こんよく』と言って、
 おなごと殿方が一緒に入っていいそうですわ」
「ピヨ・・(単にお湯が怖いだけ)」
「もう、ピヨン様ってば純情ですのね。ふふ、さぁこちらへおいでなさいな。(じゃぼん!)
 ゆっくりとお漬かりくださいね。(大きな岩を括り付ける)」
「ピ! ゴボ、ゴボボ・・!」
「頭まで潜ったりして、ピヨン様、子供っぽいですわ。100数えたらあがりましょうね」
「ゴボボ・・」
「い〜ち、に〜い、さ〜ん」

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その3 ピヨンスケート編


「ピヨン様、ここがピースト沼ですわ」
「ピヨ」
「リザードマンとかいうトカゲ達が住んでいるそうですが、
 こんな汚らしい所、さっさと通り過ぎましょうね」
「ピヨ」

白鱗の獣王旗が翻る。
アルビノのリザードマン、ゲルニードは勢揃いした軍勢に叱咤激励を行っていた。
「よいか! かつて無い脅威が我らを襲わんとしている!
 敵はアイスマンの王、ピヨンだ! きゃつらは我らの長年の仇敵、
 リュッセルのドラゴンナイトどもを 瞬く間に撃滅させ、なおも南下を続けている!
 冷気を操る奴らは、まさに我らの天敵と言えよう。
 まともに戦っては勝ち目は薄い。そこで我らは沼地に潜り、奴らの至近距離に浮上し
 接近戦によって一気に勝敗を決する!
 よいか、王国の興亡はこの一戦にあり! 各員一層奮励努力せよ!!」
「「おおおーー!!!」」

「(ごぼごぼ)ふふふ・・なにも気づかずに近づいて来たな」
「(ごぼごぼ)行くか、ゲルニードよ」
「(ごぼごぼ)もう少し引き寄せましょう、ジェイク老師」

「うっわぁ〜。本当に汚いですわ。そこら中で泡がぶくぶくしてるじゃないですか」
「ピヨ〜」
「こんな所に踏み込んだら、ピヨン様のおみ足が汚れてしまいますわね。
 よ〜し、氷結地獄ぅ!!!」
ビキビキビキ!
「さ、表面は完全に凍らせましたわ。安心してお進みください」
「ピヨ」
トテトテトテ・・ツルッ!
「ピヨ!?」
ツルツルツル・・ツツー!
「ピヨー!!」
「ああ! ピヨン様! そんなにお急ぎにならないで下さい!
 は、まさか私がねだったパーサの森に咲く伝説の花を、一刻も早く私に下さるために
 お急ぎなのですか!? あぁ! ピヨン様、私のためにそこまで・・!」
「ピヨーー!!」
ツツツー!
「ピヨン様〜!」

「(ごぼごぼ)今だ!!」
ゴンッ!
「(ごぼごぼ)な、なんだ!? 水面が凍ってる!?」
「(ごぼごぼ)たたき割るのだ、ゲルニードよ!」
「(ごぼごぼ)だ、駄目です老師! こんな体勢では・・」
「(ごぼ!)うぐ、い、息が続かん! 馬鹿な、我らリザードマンが沼地でおぼれ死ぬなどと!」
「(ごぼ!!)矛を交えることも出来ずに、こんな所で全滅とは・・! 無念!」

ピースト沼の氷が溶けたとき、沼の水面には累々たる屍だけが浮かび上がっていた・・。

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