ドリルは漢のロマンだ




広告


ファーレントゥーガとは


ファーレントゥーガ 本体およびエディタ配布元 ふぁらんくす

バハムート戦記(もしかするとロクス・アルバにも)に大きく影響を受けた、ファンタジーウォーシミュレーションゲームである。オリジナルシナリオを追加することができ、多くの人が様々なシナリオを作り、配布している。

システム自体の制約はきついものの、シナリオの作りによってはファンタジー以外の風味付けも可能。

マスター選択画面
マスター選択画面。この味のある絵を楽しめるようにならないと、一人前とは言えない。

戦略画面
戦略画面。内政、訓練、同盟、そして戦争を行う。

戦闘中
戦闘中。ユニットを強化し、隊列を整え、敵を撃破せよ。



ファーレントゥーガの遊び方


インストールとオリジナルシナリオの追加
まずふぁらんくす経由でVectorからファーレントゥーガのゲーム本体をダウンロード。ふぁらんくすからはエディタを落としておくべし。修正Patchは不要。ダウンロードしたファイルはLhacaなどで解凍、そしてインストール。

オリジナルシナリオはシナリオ一覧の配布元からダウンロード。圧縮形式はそれぞれのシナリオによって違うので注意。解凍後は、ファーレントゥーガがインストールされたフォルダ(たぶんC:\Program Files\AtAt)内にある、Farenフォルダ内にフォルダごと置く。


設置するシナリオのフォルダは、Configファイルがフォルダ直下にある形で置くこと。ファーレントゥーガのプログラムは、このConfigファイルの有無で、シナリオが存在するかどうかを判断している。

ゲームの開始
次にプログラムを起動し、プレイするシナリオを選択し、さらにシナリオ内に複数のシナリオが有る場合は左下のエリアに表示されるので、そこでも選択をして、決定を。プレイヤーは0〜4人まで選べ(0の場合は観戦モード)、ゲームレベルを決定する。

ゲームレベルの違いは中立エリアの戦力、敵のユニット雇用費(高レベルほど安くユニットを雇っている=戦力増強/回復が速い)、一般ユニットの初期ランク(敵陣営が雇うユニットがレベル4では初めからDランク、レベル5ではCランク)などである。一度戦闘に入ってしまえば、ゲームレベルによって強さが違うということはない。

ただし、シナリオごとに用意された真のエンディングを見るためにはレベル4以上でクリアしないといけないので注意。

ゲームが始まったら、自軍のユニットの強さ、特に魔法レベルと弱点の有無をチェックし、周囲の敵/中立エリアの情報も確認すること。あとは戦争、戦力の移動、同盟、雇用を行い、行動しなかったユニットには訓練、内政、人材捜索を指示する。戦略、戦術についてはやってるうちに飲み込めてくるはず。

個々のユニットは戦争時になにか行動するたびに、敵を倒すたびに、または訓練によって経験を積み、ランクアップによって能力値を伸ばすことができる。またランクAからさらに成長した場合、クラスチェンジすることが出来る(クラスチェンジ出来ない場合はランクSになる)。クラスチェンジによって、より上位のユニットに生まれ変わることが出来る。

シナリオ作者が設定したイベントに従い、ゲーム中にマスター同士の会話や、味方が増えたり、同盟が結ばれたりといったことが起こる。イベントの作りによっては、全く違うゲームバランスを作り出すことも可能。

システム自体は簡単だが、ゲームを始めるたびに変化する千変万化の情勢を見極め、全ての敵マスターをうち倒し、見事統一を果たして貰いたい。

ページトップへ戻る

Windows XPおよびVista環境での動作


めるしぃの環境ではWindows2000、XP、Vistaの各環境での正常な動作を確認しています。ただしVistaでUAC(ユーザーアカウント制御)が有効の場合(大抵の人は有効です)、エディタで変更したデータをプログラムが正常に読み込めないというトラブルが起こりえます。これはUACが有効の場合、Program Files以下のデータを書き換えることが出来ないというセキュリティ上の仕様のせいです。インストール時にProgram Files以外の場所を指定することを推奨します。

WindowsXP環境では、インストール時にまれに「16 ビット MS-DOS サブシステム 〜」というエラーが出るとか。対策はふぁらんくすでも示されいるようにMS-DOS または 16 ビット Windows ベースのプログラムをインストールまたは起動した場合のエラー メッセージを参考に。

Vistaは標準のMidiデバイスが、音のヘタレなMS GS Wavetableに固定されているため、いいサウンドカードを載せていても、Midiの音がヘボヘボになってしまいます。

Akkordwechsel ≫ Windows Vista und der MIDI-Mapperから、Putzlowitschs Vista MIDI-Mapper Control-Panelをダウンロードしてください。解凍して出てくるPLWMidiMap.cplはコントロールパネルファイルです。このファイルをc:\windows\system32に入れましょう。コントロールパネルから標準のMIDIが変更できるようになります。

Vista標準のGS Wavetable、サウンドカードのMIDI、どっちの音も気に入らないなら、ソフトウェアMIDIを入れてみましょう。幾つか有りますが、フリーのものでTiMidity++があります。これをインストール後に、上記のVista MIDI-Mapper Control-PanelからTiMidity++ Driverを選択すれば、ファーレントゥーガ上のMIDIの音が変わります。

ただし、特にソフトウェアMIDI使用時に顕著なようですが、ロード時にシステムリソース不足のエラーが頻繁に出ることがあります。その時はTipsを参考にして、BGMをオフにするか、軽いけど音がへぼい他のMIDIを使うことをお勧めします。

またVistaではWinHelp(拡張子が.hlpのもの)が非推奨になっていて、ステータスウィンドウからのヘルプが使えなくなっています。

Windows Vista 用 Windows ヘルプ プログラム をダウンロードしてインストールしてください。

ただしこれを入れてもステータスウィンドウからの人材ヘルプ>ヘルプからリンクされてるヘルプ を読もうとすると「メモリ不足です」というエラーがでます。これはどうしようもないようです。我慢してください。

またファーレントゥーガは元々解像度を決め打ちして作ってる気配があるので、1600*1200などの高解像で実行した場合、スクロールなどの画面描画に問題が出る可能性があります。

ページトップへ戻る

64bit OS環境での動作


Windowsは互換性に優れたOSです。否定する人も多いけど、マジで互換性凄いです。一五年前のゲームがそのまま動くとか、他のOSならまず考えられません。業務用の素っ気ない計算ソフトじゃなくて、音と動きを伴ったゲームでだよ? が、さすがに64bit環境では16bitアプリの切り捨てが行われました。ファーレントゥーガのインストーラーに16bitコードが含まれているため、インストールできないのです。32bit環境ならインストールに問題はありません。

ファーレントゥーガ本体は32bitアプリなので、64bit環境でも動作します。しかしインストールができないためゲームができません。色々調べましたが、どうも回避策はないようです。

どうしてもファーレントゥーガをやりたい場合は、32bit環境でファーレントゥーガをインストールし、インストールフォルダをそっくり64bit環境にコピーしてきてください。これでゲーム自体は動作します。コピー先はWindowsフォルダ、およびProgram Filesフォルダは避けてください。それらのシステムフォルダはユーザーアカウントコントロール(UAC)の管理下にあり、自由にファイルを読み書きすることができません。

ゲーム自体はコピーしてきたフォルダ内のファーレントゥーガ.exeを実行することで遊べますが、エディタが動作しません。エディタを起動すると「ファーレントゥーガはインストールされていません」と出るはずです。エディタを使うには、レジストリにファーレントゥーガをインストールしたフォルダ、この場合はコピーしてきたフォルダの置き場所を指定する必要があります。

具体的には、下記のテキストをコピーして、メモ帳に貼り付け。コピーしてきたフォルダの位置をDirectory=以下に書き込んで、faren.regで保存。そしてそのregファイルを実行してください。位置指定をするときは例にあるように\\を重ねるのを忘れないように。またはレジストリエディタで該当の場所に直接文字列値で登録してもいいです。


Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore\MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\AtAt\Faren]
"Directory"="C:\\hoge hoge\\atat\\faren"

これらの意味が分からない場合、とりえあずもう少しWindowsのお勉強をしましょう。エディタが使えないだけでゲームはできるので。

ページトップへ戻る

ファーレントゥーガの魅力


ファーレントゥーガは戦略級のシミュレーションと、戦術面でのロールプレイングの要素を兼ね備えた、非常に優れたゲームである。ただし戦略面で出来ることはそう多くなく、どちらかといえば戦術レベルでの駆け引きを楽しむものだと言えよう。戦闘をオートにしてしまうと、その楽しみが全く無くなってしまうので注意。

主要キャラのフェイス画像は、一度見たら忘れられない衝撃の強いモノで、人によって好き嫌いがあるかも知れない。しかし、その辺の凡百のゲームの「格好いいだけ」のフェイス画像よりも遙かに味があっていい。

経験を積むことで成長し、クラスチェンジもするユニットは、使っているだけで愛着が湧き、無駄死にさせることなど出来はしない。また、どのユニットがどこまで育つのか。非常に多数のユニットを育てる楽しみがある。

雇用にお金がかかるものの、自陣営の足りない部分を補ってくれる人材には大変助けられる。固有のエリアでしか雇用できない上級ドラゴンなどの存在は征服欲を刺激し、マスターごとに作られたイベントはプレイヤーを飽きさせない。

しかし、なかんずくファーレントゥーガで最も特筆すべきで、個人的に一番魅力を感じるのは(デフォルトシナリオでの)「歴史」である。シナリオごとに状況は変化し、多くのマスター、人材が死んでいく。なかでも忠義の騎士、ラムソンの死。王都攻略戦へのゴート、アルテナ、ルーゼルの同盟、そしてムクガイヤの転生と三者の死を知ったときは衝撃的であった。主人公格のゴートは頼れる騎士を失い、仇敵でもある魔王と同盟すらしてムクガイヤに対抗したのに、逆に殺されてしまうのだ。普通のゲームなら「力を合わせて悪の魔術師を倒した、ハッピーエンド」にしても良いところだろう。

ご都合主義に走らず、冷徹に歴史、戦争、またその犠牲を語る。ここにファーレントゥーガの最大の魅力があるのではないか。

ページトップへ戻る

Tips


ロード時にシステムリソース不足などのエラーが発生することがあるが、これはOS自体のリソース不足の問題ではない。特に凝ったMIDIを多用してるシナリオで多いことから、音源関係の問題にも思える。

ファーレントゥーガのフォルダにある、MusicEnable.iniファイルをメモ帳などで開き、
[Music]
on

off
に書き換えることで、BGMを停止させることができる。この状態なら上記エラーが出ることは少なくなる。もちろん、この場合BGMが無くて寂しいわけだが・・。また、ロード時などにゲーム開始まで数秒間があくことが有るが、それもBGMを切ることで改善されることがある。音色の多い凝ったMIDIを鳴らすのに、有る程度CPUパワーが食われるせいか。

またBGMをオフにしていても、やはりシステムリソース不足がでるシナリオもある。ユニット数の多さなどが影響しているようだが・・。恐らくはWindows9x環境で開発されているために、内部的に扱えるデータ量に限界があるプログラムなのだろう。

ページトップへ戻る

あとあと氏からのメッセージ


失踪中と言われているあとあと氏ですが、連絡がとれたのでお知らせします。ちなみにあとあと氏の知人A氏(きちんとした組織に属している方です)に、あとあと氏と連絡が取りたい旨を伝えたところ、あとあと氏からメールを頂きました。

メールの内容は、スクリーンショットの掲載許可すること、プロのプログラマーとして忙しいこと、コンシューマゲーム機のソフト開発に携わっており、いずれ市販ゲームで会えるかも知れないということ、メールアドレスの公開はしないで欲しいということが書かれていました。

どうしてもお聞きしたい点があったので、さらに問い合わせました。

ファーレントゥーガの更新は以後絶対にないのか。
絶対にありません、とのことです。

ファーレントゥーガの最終版のソースの公開はあるのか。
しません、とのことです。

ファーレントゥーガの(古めの)ソースを元に改良版を公開していいのか。
商用目的、販売、シェアウェア等の使用を避けてくれれば構わない、とのことです。

めるしぃ以外にもスクリーンショットを掲載して良いのか。
問題なし、とのことです。

拡張シナリオの公開について、連絡を取る必要があるのか。
連絡無しで構わない、とのことです。


大意は「忙しいのでファーレントゥーガに関わっている暇がないが、特に制限は設けないので、好きにして欲しい」といったところでしょうか。ファーレントゥーガの更新が望めないのは残念ですが、スクリーンショットの掲載、拡張シナリオの配布などを快く許可してくださったのは有り難いことですね。

必要にして十分なことが聞けたので、以後こちらからはあとあと氏とメールのやりとりをする予定はありません。また、メールをくださったあとあと氏が偽物では無いか、というご指摘があるかも知れませんが、あいだを取り持ってくださったA氏がそのような真似をなさるとはとても思えない(組織自体の信用に関わる)ので、あり得ないことだと思われます。

ページトップへ戻る